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平成29年度「第51回南海放送賞」公募について

 南海放送賞は、福祉活動や社会貢献活動における業績が特に著しい個人および団体、それに身体障害を克服して自立につとめ、社会活動へ積極的に参加している人などを顕彰し、社会福祉の向上・発展に役立たせていただくことを目的としています。南海放送賞の主旨を知っていただくため、地域で地道に福祉活動や社会貢献活動などに携わっている個人・団体について、下記の要領で公募いたします。

募集対象者 南海放送賞の主旨に沿った活動を実践している個人または団体
応募方法 個人または団体名、住所、電話番号を明記の上、現在までの活動内容がわかる資料を添付して南海放送までお送りください。自薦・他薦は問いません。
送 付 先 〒790-8510
 松山市本町一丁目1-1
 南海放送 総合企画局 社会貢献委員会事務局 「南海放送賞」係
選  考 応募者、団体について書類選考し、調査や取材を行います。また活動をラジオ・テレビの放送で紹介させていただく場合があります。その中から、南海放送社会貢献委員会で受賞候補者を決め、南海放送賞選考会で受賞者を決定します。
贈呈金額 個人・団体ともに30万円を上限とします。
募集期間 平成29年7月~平成29年9月末
贈 賞 式 平成30年2月中(予定)
お問い合わせ先 南海放送 総合企画局 社会貢献委員会事務局
TEL:089-915-3810(平日9:30~17:30)

第50回南海放送賞 受賞者

石田 ヒサ子 人権相談アドバイザー 新居浜市 87歳

 DV(ドメスティックバイオレンス)の被害に苦しむ女性や子どもたちからの救済を求める声が年々増加している。新居浜市で知的障害児支援施設の保育士や保育園園長を務められた石田ヒサ子さんは、DVや不登校、虐待問題に悩む女性や子どもたちの相談相手となり、支援する活動を20年以上に渡りボランティアで続けられた。

 平成20年(2008年)にはNPO法人「新居浜ほっとねっと」の設立に携わり、関係機関と連携をとりながら、女性と子どもの人権、暴力のない平和な地域社会づくり、男女平等社会の実現に取り組んできた。また、現在は新居浜市配偶者暴力相談支援センターの相談員をサポートする役割を担ってきた。

 石田さんは「DVで心を痛めない子どもはいない」と訴えると共に、子どもへの直接的な危害がなくても、父親が母親に手をあげる場面を見たり、両親の不和から家庭に会話のない環境で育ったりすると、子どもの将来に悪影響が出る可能性があると指摘していた。

 ※平成29年4月逝去

横田ゆみ ブラインドテニスプレーヤー 西予市 60歳

 横田弓さんは、生まれつき視野は狭かったが視力はあり、中学・大学では卓球部に所属していた。しかし20代後半で網膜色素変性症と診断され、現在は目の前で手が動くのがようやく分かる程度の視力しかない。

 横田さんの転機は50歳を過ぎて出会ったブラインドテニス。平成21年(2009年)には、盲導犬と暮らし始めたことで、行動範囲が広がり、平成24年(2012年)からは各地の大会に出場するようになる。現在、日本ブラインドテニス連盟のポイントランキングでは「B1クラス(視力0~手動弁※。アイマスクまたはアイシェード着用)・女子の部」で2位。過去には、日本ブラインドテニス連盟4大大会での優勝経験もあり、ブラインドテニス界の第一人者とされる。

 横田さんの現在の目標は、平成29年(2017年)1月20日に開催される「日本ブラインドテニス大会」(所沢)での優勝。そして10月の全国障害者スポーツ大会「えひめ大会」でブラインドテニスが初めてオープン競技に採用されることから、これを機会に多くの人にブラインドテニスを知ってもらうことだと意気込んでいる。
※手動弁:眼前に提示した手の動きがわかる程度の視力

松山大学 女子駅伝部 松山市

【代表者】監督:大西崇仁たかよし 【部員】16名 【活動歴】9年

 平成20年(2008年)に大西崇仁監督と村井啓一コーチの2人で立ち上げた松山大学女子駅伝部は、大学駅伝部では日本一長い合宿と言われる約50日間の厳しい夏合宿や『骨々・淡々・丁寧に』というチームスローガンの実践を武器に、平成28年(2016年)10月、第34回全日本大学女子駅伝初優勝。創部からわずか9年目というスピードで全国の頂点に上り詰めた。

 有力選手勧誘には不利な愛媛という地方にありながら、大都市圏の大学が集う大会で、参加26チームの頂点に立った快挙は、『地方大学の星』と称され、愛媛のスポーツ界のみならず、広く愛媛県民に自信と勇気、そしてスポーツを通じた地域活性化をもたらしてくれた。

・全日本大学女子駅伝 成績
平成22年(2010年) 4位入賞
平成23年(2011年) 5位入賞
平成24年(2012年) 4位入賞
平成25年(2013年) 3位入賞
平成26年(2014年) 4位入賞
平成27年(2015年) 3位入賞
平成28年(2016年) 初優勝

第50回特別表彰 受賞者

今川いまがわ潤子じゅんこ 音声訳ボランティア 松山市 84歳

 昭和38年(1963年)から、視覚障がい者の方が利用する録音図書の音声訳ボランティアの草分けとして、現在まで53年間活動を続けている。昭和51年(1976年)には音声訳ボランティア・グループ「四季」を設立。その代表として、音訳奉仕員の養成や、会員への指導・講習を実施しながら、愛媛県視聴覚福祉センターの録音図書製作活動を担う。

 司馬遼太郎の『坂の上の雲』など長編歴史小説をはじめ、様々な分野の音声図書を作成し、愛媛県内はもちろん、全国からも今川さんの録音図書を聴きたいという要望が寄せられている。また、愛媛県視聴覚福祉センターの点字図書館には、これまで今川さんが製作に携わった、約17,000時間の録音作品・1000タイトル以上が収蔵されている。


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